文系でもデータサイエンスを学べる大学はどこ? おすすめの学部・学科を紹介
データサイエンティストという職業は、近年注目を集めています。 データサイエンティストとは、大量のデータを分析して、新たなビジネスプランや改善策を提案するなど、ビジネスの発展に貢献する専門家です。
しかし、データサイエンティストになるには、どのような知識やスキルが必要なのでしょうか? また、文系出身者でもデータサイエンティストになれるのでしょうか?
この記事では、文系出身者がデータサイエンティストになるために必要なことと、データサイエンスを学べる大学の選び方について解説します。
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データサイエンティストは、ビッグデータが世の中に溢れている今特に注目されている職業です!
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文系出身者がデータサイエンティストになるために必要なこと
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一般的には、データサイエンティストは理系大学出身者しかなれないと思われがちです。 たしかに、データサイエンティストの仕事では、統計学や数学に関する知識、プログラミングスキルなどの理系的素養が役立つ場面が多いです。
しかし、文系大学出身者には理系大学出身者にはない強みがあります。
例えば、社会学や経済学はデータサイエンスと親和性が高い分野で、文系の知識を活かせます。 また、企業経営の知識があれば、データ分析の結果をもとに新たなビジネスプランを考案することもできるでしょう。
また、文系出身者はコミュニケーション能力が高い人も多く、企業や組織の中で円滑なコミュニケーションを取り、データ活用推進プロジェクトを率いるリーダーとしての活躍が期待できます。
つまり、文系出身者がデータサイエンティストになるために必要なことは以下の2点です。
- データ分析に興味があること
- 新しい知識やスキルを学ぶ意欲があること
データ分析は地道な作業ですが、データ分析に興味を持っていれば地道な作業にも意欲的に取り組めるでしょう。 新しい知識やスキルを学ぶ意欲があれば、理系的素養を身につけることも可能です。
逆に言えば、理系大学出身者でも、データ分析に興味がなかったり、学習意欲がなかったりすれば、データサイエンティストには向いていないと言えます。
また、データサイエンティストやデータアナリストのようなデータサイエンスを用いて活躍する職種は就職する前にある程度必要なスキルを求められます。
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データサイエンスを学べる大学の選び方
データサイエンスを学べる大学についてまとめた記事はこちら
文系出身者でもデータサイエンティストになるためには、データサイエンスを学べる大学に進学することがおすすめです。 データサイエンスを学べる大学は、以下のように分類できます。
- 学部や学科の名称に「データサイエンス」を掲げている大学
- 明確に掲げていなくてもデータサイエンスを扱う大学
- 全学でデータサイエンスを扱う大学
それぞれの特徴とおすすめの大学を紹介します。
学部や学科の名称に「データサイエンス」を掲げている大学
最もわかりやすいのは、学部や学科の名称に「データサイエンス」を掲げている大学です。 近年のデータサイエンス人気の高まりから増えている傾向にあります。
理系文系を問わずに、横断的に知識をつけられる文理融合型であることが特徴のひとつです。
おすすめの大学としては、以下のような大学があります。
立正大学 データサイエンス学部データサイエンス学科
立正大学 データサイエンス学部データサイエンス学科は、2020年4月に開設された新しい学部・学科です。
データ分析やAI技術だけでなく、社会科学や人文科学などの幅広い分野を総合的に学びます。 また、実践的な演習やインターンシップも充実しています。
武蔵野大学 データサイエンス学部データサイエンス学科
武蔵野大学 データサイエンス学部データサイエンス学科は、2021年4月に開設された新しい学部・学科です。
データ分析やAI技術だけでなく、ビジネスや社会問題などの応用分野もカバーします。 また、国際的な視点や倫理観も重視しています。
明確に掲げていなくてもデータサイエンスを扱う大学
次に、明確に掲げていなくてもデータサイエンスを扱う大学は、学部や学科の名称には「データサイエンス」という言葉が含まれていないものの、カリキュラムや研究テーマにデータサイエンスを取り入れている大学です。
これらの大学では、文系の分野にデータサイエンスを応用することで、新たな価値や知見を生み出すことを目指しています。
おすすめの大学としては、以下のような大学があります。
東京大学 文科三類
東京大学 文科三類は、文系の中でも最も幅広い教養を身につけることができるコースです。
データサイエンスに関する授業も多数あり、統計学やプログラミングなどの基礎から応用までを学ぶことができます。 また、2年次からは自分の興味に合わせて専門分野を選択できます。
早稲田大学 政治経済学部
早稲田大学 政治経済学部は、政治や経済に関する深い知識と分析力を養うことができる学部です。
データサイエンスに関する授業も充実しており、社会科学データ分析センターやビッグデータ・アナリティクス教育研究センターなどの研究機関も設置されています。 また、国際的な交流やインターンシップも多く行われています。
慶應義塾大学 経済学部
慶應義塾大学 経済学部は、経済理論や経済政策に関する高度な知識と実践力を養うことができる学部です。
データサイエンスに関する授業も豊富で、経済データ分析センターやAI・ビッグデータ教育研究センターなどの研究機関も活動しています。 また、産業界との連携や海外留学も盛んです。
全学でデータサイエンスを扱う大学
最後に、全学でデータサイエンスを扱う大学は、どの分野でもデータサイエンスを取り入れることを目指している大学です。
これらの大学では、文系理系問わずに、データサイエンスに関する教育や研究が行われています。 また、異なる分野の専門家が協力して、社会的な課題に取り組むことも特徴です。
おすすめの大学としては、以下のような大学があります。
神戸大学
神戸大学は、2020年4月に「デジタル社会創造拠点」を設置しました。
この拠点では、人文社会科学から自然科学までの幅広い分野の教員や研究者が協力して、デジタル社会における課題や可能性を探求しています。 また、学生にもデータサイエンスに関する教育や研究の機会を提供しています。
筑波大学
筑波大学は、2019年4月に「データサイエンス教育研究ユニット」を設置しました。
このユニットでは、文系理系の垣根を越えて、データサイエンスに関する教育や研究を推進しています。 また、産学官連携や社会貢献活動も行っています。
青山学院大学
青山学院大学は、2018年4月に「データサイエンス教育研究センター」を設置しました。
このセンターでは、文系理系の教員や学生が協力して、データサイエンスに関する教育や研究を行っています。 また、社会的な問題解決やイノベーション創出にも取り組んでいます。
まとめ
この記事では、文系出身者がデータサイエンティストになるために必要なことと、データサイエンスを学べる大学の選び方について解説しました。
データサイエンティストになるためには、データ分析に興味があることと新しい知識やスキルを学ぶ意欲があることが重要です。
また、データサイエンスを学べる大学は、学部や学科の名称に「データサイエンス」を掲げている大学、明確に掲げていなくてもデータサイエンスを扱う大学、全学でデータサイエンスを扱う大学の3種類があります。
ぜひこの記事を参考に自分に合った大学を選んでみてください!
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